コラーゲンを説明できますか?
コラーゲンとは?
近ごろ、コラーゲンという言葉をよく見たり聞いたりするとは思いますが、「コラーゲンとは何か」を説明できる人もあまりいらっしゃらないのではないでしょうか。
では、コラーゲン?って、いったい何なのでしょうか。
まずは食品からです。よくいわれる健康食品として、コラーゲン入りの飲料やカプセル、サプリメントなどがたくさん売られています。コラーゲンは、腰やひざの痛みを治す、肌を若返らせる、いろいろな効能、効果が目につきます。
次に化粧品です。コラーゲンを配合した化粧品は肌にはりとつやを与えると、何種類も売られています。
しかし、人間は昔からコラーゲンを利用してきました。お菓子などの材料として昔から食べられてきたゼラチンは、骨や皮のコラーゲンを煮沸して溶け出たものです。
また、動物の皮を服や生活用品として使用してきましたが、皮の主成物はコラーゲンです。
コラーゲン利用の新しい幕明け
化粧品や食品の他にも、バイオマテリアルとしての利用が大変注目されていて、新しいコラーゲンの利用方法です。
しわをのばしたり尿失禁を治すことが、コラーゲンを体の中に注入することでできます。手術の時の止血材、ヤケドや傷の治療などにもコラーゲンが使われています。
さらにコラーゲンを用いて、人工の皮膚、骨、血管などのさまざまな人工臓器を開発する研究が進んでいます。
このような生物学的な、あるいは医学的なコラーゲンの新しい利用の研究は、1970年頃からさかんに行われるようになりました。
その結果、コラーゲンの体の中での働き、病気や老化とのかかわりが分かるようになってきました。大量のコラーゲンをゼラチン化せず抽出する方法も開発されました。
これらの成果のおかげで、コラーゲン利用の新しい幕が開けてきたのです。
コラーゲンはタンパク質
コラーゲンは、人や動物の体にあるタンパク質です。
体の中には、コラーゲンをはじめ、たくさんの色々な種類のタンパク質があって、様々な働きをしています。
体を構成する主要な成分で、体の中では水分の次に多いのがコラーゲンなどのタンパク質です。タンパク質は巨大分子で数千〜数百万の分子量があり、アミノ酸がたくさん数珠つなぎにつながってできています。
コラーゲンなどのタンパク質のもとになるアミノ酸の中には、体の中の成分ではつくれないものがあります。
必須アミノ酸とよばれ8種類あり、食べ物や飲み物から消化吸収され体の中で分解、再合成されるものです。
それと体の中でつくることができる12種類の非必須アミノ酸を加えた20種類のアミノ酸がタンパク質の合成に必要です。
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