コラーゲンに注目
コラーゲンが注目をあびる
脂分の補給はクリームや乳液でおこなえます。角質層の脂分が注目されつつあるので、その特徴的な成分であるセラミドなどを配合したものもあります。
水分の補給は、お肌に水をぬってもすぐに蒸発してしまうので、蒸発しにくい保湿剤が入れられているのが一般的です。
角質層の中にあるアミノ酸類、いいかえれば自然保湿因子をまねた成分、を配合することが行われています。
多糖類の1つで分子量が200万にもなる巨大な分子、ヒアルロン酸もよく使われています。ヒアルロン酸は大量の水をかかえこむことができるので、大きな保水力をもっています。
さて、もう1つ保湿剤として注目をあびているのがあります。それがコラーゲンです。
コラーゲンが化粧品に配合されはじめた時
今ではだれもそんなことを信じないでしょうが、コラーゲンが化粧品に配合されはじめた時には、コラーゲンが皮膚内に浸透し、肌の若返りに役立つと宣伝されました。
分子量が30万の巨大分子であるコラーゲンが、角質層というバリアーを突き抜けて、真皮の中までたどりつくとはとても考えられません。
少量のコラーゲンであれば、肌の中まで入ると主張する研究者もいます。事実、放射性同位元素で標識したコラーゲンを使い、肌に塗ったコラーゲンが真皮の中までしみこんだという報告もあるのですが、それを否定する意見が多いです。
では一体何のためにコラーゲンを化粧品に配合するのでしょうか。
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